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新サイコン導入 [自転車]

 昨年3月に導入したSUUNTO T−3の心拍計が12月頃から挙動不審になりました。一応本体側とのリンクは取れているのですが、平常時でいきなり心拍数92だったり、走り始めても93だったり、坂を上がっていても95だったり、いきなりリンクが切れたりと、全然信用出来ません。3%の坂を時速20kmで登坂しているのに95拍しか必要なかったら、乗鞍ももっと楽勝に登れるでしょう(楽なだけで勝てるかどうかはまた別の話ですが)。

 リセットや再ペアリングを何度もやりましたが復旧しないので、「ココは一つケイデンスが計れる物を…」という事でCATEYEのCC-TR300TWを購入。本当に欲しいのはEdge705なのですが、国内物は代理店に一言言いたくなるような値段ですし海外通販でもおいそれと手が出るほど安い訳でもないので、次点候補のコイツを選択しました。注文ボタンを押してから、ユーザー評価で「カロリー計算は身長体重などのパーソナルデータに基づいていないので参考程度に」との書き込みを見てしまったのは内緒。まあいいや、ケイデンス計れるようになるし…

 本日(5月2日)午後に宅配便にて到着。すぐに箱を開けて説明書もろくに見ずに取り付け。この手の作業はもう慣れました。しかし、どのサイコンもセンサーはタイラップで止めるようになっていますが、この固定方法はもうちょっと考えた方が良いのではないかと毎回思います。今回はセンサーがケイデンスと一体型で大きいので、振動で位置がずれてスポークに巻き込んだりしないか心配になります。とりあえずビニールテープで仮止めしておきましたが、後で両面テープ等の固定方法を考え直す事にしました。

 それと、昔のCATEYEのサイコンに付いてくる説明書は多言語を纏めて印刷したチラシみたいなのが一枚だけだったのに、今回はちょっとした文庫本のようなマニュアルが付いて来てびっくりしました。相変わらず多言語で、日本語の部分は真ん中辺りの22枚だけなんですぐに読めますが、情報量は10倍(体感値)さすがは多機能サイクルコンピューターと言った所でしょうか?

 全体の動作チェックをして取り付け作業はとりあえず終了。マニュアルを見る限りでは、各機能とその見せ方の詰めがちょっと甘い感じがするのですが、実際に走るのは明日。ちょっと近所を走り回って使い心地を確かめてみます。

 


記念すべきトホホな第1回  [自転車]

 本来、このブログは今年私が出たレースの参戦記をアップしようと意気込んで構想したものだったのですが、今年初のレースであった富士チャレンジXが荒天の為に中止となってしまい、このような情けない始まりとなりました。記念すべき第1回がこんなので良いのでしょうか?


いつもの通勤が…


 私はここ2年程、自転車通勤をしています。片道17kmとちょうど良い距離で、朝の爽やかな空気がそれはそれは気持ちよくて、もうそれだけが楽しみで職場に行っているようなものなのですが、今朝はちょっと違いました。

 なんだかリアディレーラー(以下「RD」)の調子がおかしいのです。私の自転車は105で組んだ完成車なのですが、チェーンとRDだけはデュラエースに換えてあります。特にRDは7900ですから他の部分との互換がちょっと悪くて、あまり感触が良く有りません。おそらくは組み合わせ云々よりも組み付けた人、つまり私の技量のせいだと思うのですが、「やっぱり全部79で揃えないとダメかなぁ」等と考えていました。こういう考えは後々、具体的に言うとボーナス時期に手酷いしっぺ返しとなる事が有るので気を付けなければならないのですが、そんなときには他に考えが浮かびません。どうも巻き上げ方向、つまり大きいギアに掛ける際に支障が出ているようで、変速の度にチェーンとスプロケが擦れて異音が発生します。仕方ないので信号待ちの度にアジャストスクリューを回して異音を消しながら走行を続けていました。
 段々とシフトのインデックスがズレて行く事から私は推察すべきだったのです。シフトケーブルがクリフハンガーの古いロープのような状態になっている事を。
 職場まで後3kmを切った時に、ついにワイヤーが限界を迎えました。

CA3B0029.1.jpg「あ、切れた」
 突然ブラケットから外れ、目の前で天を向くアウターワイヤーの先。
「おお!シフトケーブルが無くなった!まるでカンパか新型デュラエース!これは確かにすっきりしてて良いな。あはは、それになにこれ!?レバーが軽ーい!まるで何も操作していないみたいだ。」
 いや、何も操作していない”みたいだ”じゃなくて本当に何も操作出来ていないから…。一人でノリ突っ込みしながらその後の行程を50or34×12で走行。やっぱりインナートップはチェーンが暴れて良く有りませんね。

 で、帰りに…

 当然の事ながらこんなトラブルを昼休みで解決出来る訳も無く、夕方仕事が終わってから帰り道にある自転車屋さんに行って換えのケーブルを買いました。いやぁ、しかし迷いましたね。なんですか?この価格差は?


「あなたの切ったシフトケーブルはこの普通のケーブル、デュラのケーブル、どちらですか?」


「じゃあ、その“奇麗なジャイアン”…じゃなくてデュラのケーブル」


と、言うまでに30秒程掛かりました。店員さんが手に持って見せてくれていなかったら遠慮なく後5分位は悩んでいた自信が有ります。1160円と96円、その差12倍。いくら表面加工が違うと言っても、はっきり言って普通じゃない差です。まぁ、一応このバイクは”決戦用”でもある訳で、交換する時には良い部品!をモットーにして来たので1160円払ってしまいました。あー、財布に痛い。


 会計を済ませ、“thank you"のシールが貼られたケーブル(の入った台紙)を尻のポケットに突っ込んで、また家に向かって走ること数百メートル…


後輪がパンクしました…


「うわー!一昨日換えたばかりのPRO3がぁ!」


 新品のタイヤは粘着力が有ってゴミを拾いやすく、皮剥きが終わるまでパンクしやすい傾向が有るように思われます。以前も新品のMaxxisのタイヤに、走行12kmで木ねじをブッ刺してしまった事が有りますが、それにしても…


「今日は全くついていない。というか何か憑いてる?」


 と、そのとき思い出しました。朝、シフトケーブルが切れた時、路の傍らで猫が死んでいた事を…。


「もしかしてアイツが俺を呼んでいるのか?」


 私は全く迷信深くは無い方なのですが、今日だけは何か怖くなってきました。特に女房子供が居る家にはこの悪運を持ち込みたく有りません。玄関先に憑いた、じゃなくて着いた私は妻を呼びました。


「実はこんな訳でかくかくしかじか…で、パンクした」


 妻はこういう事には敏感です。脱兎のごとく駆け出すと、家の奥から粗塩をケースごと持って来て私にふりかけ、玄関先に盛り塩をしました。自転車にもかけようとしたのですが、さすがにそれは阻止。

 しかし、ついていないときはトコトンついていないものなのでしょうか?あの猫さんもお気の毒でした。凄く奇麗な毛並みの茶虎の立派な猫でした。自転車に乗っていると自動車に比べて周りがよく見えるのでその手の事はよく目にし、丘陵を超える道ではタヌキが死んでいる事がよく有ります。私も自動車に乗ることが有りますが、野生動物を無駄に犠牲にしない為にも、スピード控えめの安全運転で行きたいと思います。


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