Gravityの神様 [自転車レース]
ここ数年はなんとなく意欲が湧かなかったりで松本市から足が遠のき、乗鞍に至っては3年連続DNSだったりするのですが、今年はやる気だけはなんとか出せた(練習不足で腹も出た)ので自転車をクルマに積んでやって来ました。
宿が他の宿泊客が歩く度にグラグラ揺れて怖かったけど疲れていたので8時半には就寝(でも二度と泊まらない)翌4時半起床
レースに出始めの頃は色々と神経質に準備万端整えていたりしたけど、最近は近所のサイクリングに出かけるのと同じくらいの気の使い方で、致命的とは言わないまでも色々と抜けが有ったりします。
今回のど失敗は「一度も峠に登ったことのないバイクを持ってきた」ってことでした。
こうしてみるとセットバックしたシートマストキャップに後ろ寄りに取り付けたサドル。その他にも色々とやらかしてます。
待機中にふと自分のバイクを見下ろすと、どうも周りのバイクに比べてリアのスプロケが小さい。
「あれ?27Tじゃ無かったっけ?」
と、思ったが考えてみれば自分の持っている10速用スプロケは12−23,12−25,16−27,11−28で、美ヶ原用は11−28。12-27ってのは9速用を通勤用に使っているのみ。ということで今くっついているのは前のバイクを買った時についていた12−25
数年前ならみんなこれで登っていましたが、最近はワイドレンジのディレーラーや大きなスプロケが普及したこともあり、みなさん28Tより大きなスプロケやMTB用コンポを付けたバイクで参戦しています。
まあ、前34×後25でも激坂区間登ったことはあるし大丈夫だろう。と、思ったが甘かった。なんと言っても体重が10kg程重く成ってますからね。
という訳でヒルクライム参戦9年目にして初めてコース途中で足をついてしまいました(屈辱)
最初の激坂区間のさらに難所。斜度17〜18%の部分で失速。「あ、これダメだ」と、右側に寄ってビンディング外して押し歩き。400m程歩いて傾斜がゆるくなった(といっても12%位)で再び走り始めました。
しかしなにかおかしい。
自転車の重心位置が後ろ過ぎて斜度9%を超えると特に加速しようとしているわけでもないのにシッティングではウィリーしてしまいます。
仕方ないので自転車を押さえつけるようにダンシング。効率悪いとは判っているけどもうどうしようもない。サドルが後ろ過ぎるのと、普段乗っているドロハン化クロスバイクよりハンドルが3センチも高いのが原因だと思います。
反面、下山時には重心が後ろ寄りなのでブレーキングが安定し、クライミングバイクなのに下りが得意という変なバイクに成ってしまっていました。
こうなってしまうとレース展開とかタイムとかは全く意味がなくなりますのでさっさと書きますと、2時間10分と今までより30分近くも遅くなりました。ヒルクライムで2時間超えて走ったのも初めてです。
全ては走り込み不足が原因で、体重、脚力は勿論の事、ポジションに関してもそれなりに走っていればすぐに気がついて修正出来たはず。全部自分が悪い。
「ああ、前のバイクに取り替えたい」
なんて思ってしまった伊右衛門君には悪いことをしました。
確かに軽いし、反応は早いし、高速時のハンドリングは安定しているし、流石TREKのレーシングバイクだなと思うのですが、自分が重くなっちゃっているし、ダンシングすると倒れこみが早すぎてケイデンスと同調が取れないし(脚力不足)、ポジション合っていないからハンドル操作以前に乗っているときの違和感をどうにかしなければいけません。
もっと乗り込んで絞り込むとともに色々と修正していきたいと思います。
お疲れさまでしたー!!
スプロケットを誤ったのは痛かったですね~
自分も気をつけないと…
by maki (2016-06-27 21:19)
ホントに疲れましたー(^_^;)
11-28のスプロケなんか家の何処かに行方不明です。
by kinotty (2016-06-28 22:46)