SSブログ

どうしても「六ちゃん先生」に見えます。 [ドラマ]

 今日とうとう最終回を迎えた朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」視聴率も良く、好評なのかと思っていたら先日、「梅ちゃん先生 酷評」という検索ワードがポータルサイトのトップに出ていてちょっとびっくりしました。

 記事を読んでみると確かに言っていることはよく分かる。このドラマ、起きたトラブルは全て登場人物の理解や献身、譲歩で全て二日以内に解決。困難を乗り越えているという感覚に乏しい。特に堀北真希が可愛すぎて医師と育児という激務をこなしているようには全然見えないところが世の主婦層には不評なようです。毎朝、調子はずれな歌を聞かされるのなんかなぁ~。

 しかし、このドラマ実を言うと私は結構好きで、特に演出や演技が気に入っています。梅子を中々認めない大学教授である父の態度を見かねた同僚が「論文に新しい知見があって見るべきものがあります」と、そのページをめくったら、そこには既に父の手に依ってアンダーラインが引かれていたとか、叔父を演じる自転車名人鶴見辰吾さんの胡散臭さが滲み出るような佇まいとか、最初朴訥としていた梅子の夫が、年を経るに従って片岡鶴太郎が演じる父親譲りのべらんめえ調に成って行ったりとか、細かいところで工夫がある。お話の軽さは朝ドラという放送枠に合わせた結果なのだろうと思います。

 リアルであるということはドラマにとって重要なのでしょうが、過酷な救命医療や医療過誤による訴訟問題、高度経済成長に翻弄される町工場経営者の苦悩なんてものを朝から見せられたら、ネネちゃんのリアルおままごとに無理やり付き合わされるまさお君の様な気分になることうけあいです。これぐらいが丁度良かったのだと思います。

 それにしてもあの主題歌。私はテッキリ韓流アイドルが覚えたての日本語で歌っているのかと思いました^^;


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。