矢島カップに向けて [自転車・機材]
左(リア)のブレーキレバーがどうも引き心地が良くなくて、ギシギシ言う感じだったので矢島カップに向けてメンテ。
一度インナーワイヤーを引っ張りだして汚れを落とし、グリスアップしてから元に戻す。と、いうだけなら簡単だが、7900互換系は無理やりワイヤーをブラケットに収めた感じが否めず、取り回しが7800互換系よりやり辛い。メンテナンス性は確実に落ちていると思う。9000互換系ではどうなるか?
グリスには真空ポンプに使われる真空グリスなるものを使用。つまり宇宙空間に持って行っても潤滑性能が落ちないという75グラムで1万7千円もする代物だが、どんなにスプリントを掛けても第1宇宙速度には達しない自転車に使う意味は全く無い。と、思う。たまたま手元にあったから使ってみた。ほとんどの金属、樹脂に対して攻撃性がないという事なのでこれを使って異音の出た機関車トーマスのおもちゃを直したこともあるが、それ以来トーマス君絶好調、今回のブレーキレバーも見事にギシギシが収まった。
ハンドルバー周りを弄るついでにバーテープも交換。チネリネオモルフェを使い始めて以来、この異形ハンドルに巻きやすいバーテープを探し続けてSILVAのコルクタイプ(普通だが、普通の伸びではネオモルフェにはちょっと巻き辛い)、同じくSILVAのカーボンタイプ(伸びが小さくて曲がり部分でボコボコ)、OGKの薄手タイプ(巻きやすいが耐久性に劣り、3ヶ月でボロボロ)と、旅を続けてきたが、今回はSILVAに戻ってモルビダンフォレロというバーテープにしてみた。
巻いてみると穴あき加工のお陰もあって適度に伸びてネオモルフェ特有の指を引っ掛ける凹みや肩の部分のラッキョウのような出っ張りにもきちんとフィットする。手触りも良いしこれは決定版か?
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