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大根が旨いのは刺身のツマまで [映画]

 昨日、泊まりがけの勤務から帰ってきたら息子達が「スペースバトルシップヤマト」を見ているところでした。「えー、一緒に見ようと思っていたのにズルイなぁ・・・」と、ちょっとショックでした。
yamato021.jpg

 で、今日一日置いて見たのですが、いやはやとんでもない忍耐力が必要でした。息子と一緒に見なくて良かったかも。古代進のキャラクターがキムタクに合わせて改変されているのは判るのですが、そんなことでいいのか木村拓哉?ちょっとは役者として幅を広げようとか思わないのか?いつも同じ髪型で同じ喋り方同じ身のこなし。「木村拓哉の職業は「俳優」ではなく「キムタク」である」というのが再認識できた映画でした。

 こんな事を書くと、「どうせアニメをリアルタイムで見ていたおっさんの思い出補正を基にした批判だろう」と言われるでしょうし、それは否定しないのですが、旧作の「1」と「さらば」を無理やり省略、統合し「思い出補完」で成立するストーリーテリングである以上、過去の作品に依拠した批判を受けるのは当然のような気がします。

 とにかく何もかも懐かしい・・・じゃなくて何もかも詰め込み過ぎで時間が足りないので演技の間もへったくれも有ったもんじゃない。なのに不必要な所だけダルい演出。おまけにキムタク。

 折角キャラクター的にハマっているのに登場機会が少なすぎる古代守役の堤真一。彼のかつて無いほどのヤル気のない大根演技が見られる貴重な作品。

 宇宙空間なのに光が回りこみすぎ。レンダリングの設定が根本的に間違ってる。「2001年宇宙の旅」で長時間露光と長大なレンズでパンフォーカスを追求したキューブリックの爪の垢を煎じて飲みましょう。

 折角動きを自由に設定できるCGという最新技術を使っているのになんであんなに重みのない動きを宇宙船にさせてしまうのか?主砲塔の旋回スピード早過ぎ。

 ああ、疲れた。ジャイアンの歌並に疲れた…。

 ここ数年で

復活篇、

復活篇ヤマト.jpg
 
実写ヘン、
実写版ヤマト.jpg
 
パチスロ
yamato2_wp02.jpg

 

 と、色々と新しく映像化されたヤマトですが、多分コレが決定版

 

YAMATO2199.jpg
宇宙戦艦ヤマト2199

 

 あまりのカッチョヨさに思わずBDを予約。子供も楽しみにしているし、一緒に見よう。


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