レースに使うかと言われれば… [自転車・機材]
最近右膝が軽い痛みと倦怠感で調子が悪いので、週末のトレーニングは止めにして近所をコガミヤタ グランウィナーのインプレッションがてら軽く走行してみました。
走りだした時の感想は「駆動系がしっかりしているなぁ」非常にスムーズな感じを受けました。古い器材とは言え、ちゃんとしたプロショップが組み付けた物と、素人が説明書だけ見て組み上げた最新機材ではやはりプロショップに軍配が上がります。しかし、変速時の動きだけでなく、ただ巡航しているときにも雑音が非常に低い。なんでだろ?と考えている内に気が付きました。
「音が響かない」
やはり最大の関心事と言えば普段乗っているカーボンバイクとクロモリの素材の違いに依る差異であるわけですが、初めてカーボンバイクに乗ったときの第一印象を思い出してみればそれは「なんかガコガコ五月蝿いな」というもの。変速するたびにガッコンガッコンとディレーラー(特に前)の振動がフレーム全体に共鳴してまるでバイオリンのようでした。軽量ホイールだとアスファルトの粒子とも共鳴してコレがまた特有の音を奏でます。これがグランウィナーだとフレーム素材の特性と、手組みホイールのユルユルさ、そして全体の質量効果が相まって全て吸収されてしまう感じ。結果としてスムーズな印象に繋がっています。そう、スムーズなのは感じだけで結構重いんですこの自転車。重量は勿論、漕ぎも重い。クロモリフレームはしなるとはよく言われますが、これはすぐに感じられました。休憩の時にリアホイールを支点として立てかけると、ずっとその振動が残って何時までもブルブルと震えている位ですからかなりユルい。多分このしなりを上手く利用出来る速度域というか回転数が有るのでしょうが、そこがまだ掴めていません。これはクランクが普段使っているものより5mm短く、踏み切れて居ないのが影響しているかもしれません。脚がなんとなく窮屈です。これはクランク交換必須。ああ、コストが・・・
あ、ここで「走りが重く感じるのはお前がコンパクトクランクに慣れきっちゃっているからだろ!」という突っ込みが入りました!ハイ。ごもっともであります。おまけにこの間まで最大28tのカセット着けてました。スミマセン・・・
という訳で今後は、
- クランクを175mmの物に交換(この間余剰部品となった5600のクランクが余ってるけど、それにするとコンパクトに後戻り・・・)
- というか全部5600に換えて10速化
- サドル高が足りないのでシートポストを長目の物に交換
- 走りの味はともかく効率の面からホイールを固めで軽いものに交換
- ハンドル幅が狭すぎるので去年まで使っていたリッチーの44cmに交換
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