登らなければならない坂道 [日記]
私の十年来の知人に、歩行が不自由な人が居ます。膠原病の一種だということで、次第に症状が進んできています。
その彼がジョギングをしているところを見かけました。運動能力を維持して行く為には少々無理してでも鍛錬しておかないといけないのだそうです。
その彼がジョギングをしているところを見かけました。運動能力を維持して行く為には少々無理してでも鍛錬しておかないといけないのだそうです。
彼にとっては唯生きていく事がそれこそ、立ち止まる事がすなわち倒れる事を意味している、登り続けなければならない坂道のようなものです。私には彼の為に祈る事と、五体満足な自分自身に感謝する事しか出来ません。
来年の桜を見られるかどうかなんて心配した事が無いのはやはり幸せと言うべきです
人生そのものが坂道である人を前にして、乗鞍ごときでヒイヒイ言っている場合ではないのです。今日戦わない者には明日の戦いに臨む資格はありません。
2009-11-29 22:11
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