第27回だった矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック

ここ二ヶ月程瞬発系の足で走る訓練ばかりで自転車にあまり乗っていないこともあり、ちょっと自転車レースに対するモチベーションが低下しています。美ヶ原はその影響が最も顕著に出た感じで、「無理やり行ってどうするんだ？」という気持ちになって引き返してしまいました。

　矢島カップも会場が遠いこともあり、「ちょっとなぁ・・・」と、思わないでもなかったのですが、ヒルクライムレースの中では一番楽しみにしている大会なので、自分を奮い立たせて（大げさ）参加。

　一週間前に納車されたホンダステップワゴンに自転車をテキトーに放り込んで矢島へゴー！以前の車も自転車をそのまま積めたのですが、更に車体が大きくなってテキトーさがアップです。ろくに荷物の確認もしないで自分の部屋からそこら辺の工具やスタンド、ジャージ等をポイポイ積み込みました。

　昨年は子供も小学生タイムトライアルに参加したので家族総出でしたが、今年は「秋田はもう飽きた」などと言い出したために単独での参加です。

　で、会場に着いてから参加はがきを見たら確かに矢島カップのロゴが書いてあるけど、下に書いてあるのが昨年のTTの記録。去年のTT完走証を間違って持ってきたというバカさ加減。恥を忍んで係の人に申し出て無事に受付終了。手慣れた感じで他にも一杯忘れてきた人が居そうな雰囲気だったのが救い（？）

途中、トチ狂ったホンダのカーナビに連れられてこんな高台に登らされました。

　宿で就寝前に天気予報をチェックしたら降水確率100パーで、「雨なら登らねぇ」とツイートしてからふて寝。

　翌朝4時半起床。路面は乾いているし、空も明るくて何とかなりそう。5時半に会場に到着しておにぎり食べたり自転車を用意したり、これまたテキトーに準備。テキトーすぎてゴール地点で食べるカロリーメイトを下山用荷物に入れ忘れて自分の背中で運ぶ事に。ああ、テキトー、なんでもテキトーですよ。ヒルクライムレースごとき、そんなに気合を入れて参加するようなもんじゃないんですよ（負け惜しみ）

　自転車にまたがって選手招集に向かうときにサイクルシューズと入れ替えに履き替えたトレッキングシューズを車内に入れるのを面倒がって車の下に押し込んで出発。これが後に悲劇の元になるとはこの時は知る由もない。

　8時28分出走。序盤は快調。一つ目の下り区間も楽しくて、ここ2ヶ月ダダ下がりだったテンションも一気に回復。

 

　しかし、14km過ぎから雨が降り始める、というかイキナリ本降りで土砂降り。体が程よく濡れ切ったところで二つ目の下りに突入！あぁ、体が冷える。

 

　汗も全然出ないので給水所は二つともパス。鳥海の給水所は他の選手と錯綜しやすいので必要がなければ通過しちゃったほうが吉。 

　中盤以降、概ね固定された行きずりのライバル３～４人と抜きつ抜かれつしながら終盤に突入。17km位から調子の上がってきた脚をフル回転させて（と言っても自分なり）どうやら引き離すことに成功し、最後の激坂で同じ組の選手を3人ほど抜き、最後の3メートルでもう一人抜いてゴール。

むらよしさん撮影、最後の悪あがき

 

 

撮影ありがとうございました。

　でもタイムは1時間35分14秒(^_^;)去年は同26秒ですから全然進歩していません。蔵王もそうでしたが、昨年とほとんど同じタイムを連続で出しています。蔵王なんか0.199秒差というスレスレぶりで、ラリー制だったら良い成績が望めそうです。

　矢島カップはこのブログにもリンクを張っている走ってコロコロのよっしーさん（チームCB）が獲得。矢島カップで巨大パフェを作るという野望を叶えました。おめでとうございます。

表彰式には出なかったので3年前の模様を参考映像として紹介

右端に写っているのが矢島カップ。持って帰るのが大変そう。

 

超速ランドナー乗りむらよしさんは1時間20分切り。流石でした。

 

　小雨の降る中下山すると、山だけでなく、どうやら町の方でも雨が降った様子。嫌な予感を抱きながら車に帰ると案の定靴がびしょ濡れ。靴下を履き替えても無駄なので、山を登り降りして濡れたままの靴下に濡れた靴を履いて豚汁とおにぎりを受け取りに行き、食べたら即退散。帰路につく。

　しかし、濡れた靴と靴下という組み合わせは最悪で、不快で臭い。自分の足がこんなに臭いと思ったのは初めて。今なら野原ひろしに勝てるかもしれないというほど臭いので全部脱いで助手席の足元に押し込み、エアコンの風を直接当てて乾かすことにして自分は裸足で運転。8時間後、家に着く頃には靴も乾きました。

教訓：入念な準備が落ち着いた行動を可能にする。

8月12日写真追加しました。

コメント 4

本当に余計な雨でしたよね…
裸足で8時間も運転するのは疲れそうですね。
踵とか痛くなりそう。
お疲れ様でした～
by ｍａｋｉ (2013-07-31 21:39) 

makiさんもお疲れ様でした。矢島カップの時は東北の人が羨ましくなります。
帰りは新車にクルーズコントロールが付いていたおかげでなんとか踵は無事でした。
by kinotty (2013-08-01 21:58) 

旅に出る直前ってなぜかブルーになります。出てしまえば天国なんですが。

写真いろいろ取り上げて頂きありがとうございます。
次戦も天候なりに楽しめるといいですね。
by mrayoshi (2013-08-14 07:31) 

レースも走り出すまで結構憂鬱だったりする事があります。
走り出したら楽しいんですけど。

乗鞍晴れるといいですね。あそここそ「雨だったら登らない」方が良いと思います。標高的に危険そう。
by kinotty (2013-08-15 21:33)