行き止まりの挽歌

　久しぶりに練習ってヤツをしてみるかな・・・という事で朝7時に家を出発。奥武蔵グリーンラインに向かいました。冬の間の練習というとＬＳＤ。それなら平地基調のルートを選ぶのが普通ですが、本日のルートは巾着田付近から清流線へ入り、物見山〜北向地蔵〜顔振峠〜関八州見晴台〜飯盛峠〜刈場坂峠と走って正丸峠の登り口まで降り、299号を通って帰還というコース。全部で８５ｋｍほどでしょうか？なぜ平地にしないかというと単純で、

「ツマンネーから」です。

歩道橋から朝日に映える秩父の山々を臨む

 

　清流線の入り口がよく判らなくてウロウロしていたら散歩途中のおじさんが親切に教えてくれました。感謝！

 

　ＬＳＤ風味ということでガリガリ登ったりせず軽いギアでスピードは気にしない方向で。と、思ったのも束の間、結構な斜度の坂が現れて心拍数170オーバー

　「こんなんＬＳＤちゃう！唯のヒルクライムや！」

　時速は１０ｋｍ程、嗚呼身体が重い重い！平均斜度１１％です。やがて道が左右に分かれてそれぞれ180度回り込み、左右にそそり立つように登っていく処にさしかかりました。

「どっちにしても凄い坂だなあ」と、わくわくしながら分岐点に到着したら・・・

 

は？何かの冗談で？

よりによって顔振峠へ繋がる方が通行止め

 

5分程途方に暮れましたが、もう一方の道が何処かへ抜けているかもしれないと登坂再開。

ああ無情

 

迂回路の表示も有りましたが、そりゃ唯の299号線です。心が折れてしまい、そのまま高麗駅へ降りて仕舞いました。結構な急勾配で周りを樹に覆われているので寒く、苔が路面にびっしり生えていたりして怖かったです。

 

どうしようも無いのでこっちに来ました

北風が凄かったです。

 

街中の電柱は嫌いですが、郊外に立つ鉄塔は結構好きです。

「鉄塔武蔵野線」という小説は面白いですよ。

 

入間川も途中が堤体補強工事で迂回路に成っていたりしましたが、工事終了した部分の新しい舗装が凄く気持ちよくて、工事完成が待ち遠しい感じです。

 

あとはまあいつものコースなので淡々と漕いで帰宅。やっぱりツマンネー

 

走行距離93.5km　入サイの後半が結構快調で気持ちよかったし、結局はＬＳＤが出来たのだからヨシとします。

 

 

コメント 4

私は起伏がつまんねえです。もっと言えばつらいです。もっといえば憎んでます。なくていいです。日本全国オランダ並みの国土でいいです。

　愚痴はともかく…

一年間ありがとうございました。来年はいい年であることを祈念いたします。

よい年をお迎えください。
by 馬面 (2009-12-31 12:49) 

明けましておめでとうございます！
今年も宜しくお願い致します。
お互い怪我無く・楽しく、自転車に乗れる1年になるといいですね♪
kinottyさんのブログ、楽しみにしてます。

＞「ツマンネーから」です。
分かります。私も遅いくせに峠好きで、
峠に向かう平坦はいつもパスしたい気持ちでいっぱいです。
LSD中心の最近は、1時間も走ると帰りたくなる程で、
我慢の季節がやってきた感じです。
by マル子 (2010-01-01 18:56) 

>>馬面さん

今年もよろしくお願いします。

起伏が嫌いな馬面さんには、八郎潟町がオススメかと思われます。

by kinotty (2010-01-03 21:38) 

>>マル子さん

私の住んでいるところからは奥武蔵の山々が選り取り見取りなのですが、それでも山までの４０分程が無駄な感じがして好きになれません。
仕事の都合がなければ奥多摩あたりに引っ越したいです。

昨年は落車なしで行けると思った途端２回続けて落車しましたので、今年こそは落車なしで、怪我なく行きたいものです。今年もよろしくお願いします。
by kinotty (2010-01-03 21:42)