程々の技術 [日記]
小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」に行ってきました。自分一人なら自転車でいくのに丁度良い距離なのですが、家族もいるのでクルマです。
もう三回目なんですけどね。
古い家というのは実に良い物です。
前川邸に有った古いテレビ。ちょっと使ってみたくなります。
こちらは「田園調布の家:大川邸内部」窓が建物の角まであるというのは構造的に弱いけどカッコいい。現代の技術ならなんとか耐震強度を確保出来るかも
同じく大川邸
小出邸
同じく小出邸 なんですかこのモンドリアンの絵みたいな線の構成は?
いちいちカッコいいなぁ!もう!
技術には人間の感性にぴったり合う程々の発達点というものが有るような気がします。いくら最新技術が駆使されていても宇宙船風味の家に住みたいとは誰も思わないように、土とか木とか、そういった物の匂いがしない家というのは一見おしゃれな感じがしたりしますが、結局飽きも早いのではないでしょうか?ネオモダニズム建築が定着しなかったのも当然と言えば当然。
私が自転車が好きなのも、それが「程々の技術」だからかも知れません。過剰な感じが全くせず、動く部分はその原理も含め、全て自分で掌握出来る。オーバーパワーの高級車の様に路面の状態も判らないままただ高速で移動するというのは確かにメリットが有るのかも知れませんが、それが移動手段として以外の幸福をもたらしてくれるかというとそれはどうか?という感じがします。
もう食えねぇ
2009-10-24 17:30
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kinotty さんのブログに来ると、メチャクチャ面白くて大笑したり、ほんわかと何だか幸せな気分になれたりします♪
私が自転車が好きな理由も、全く同じです。
最近、勝負にばかり頭が偏ってました。大切な事を思い出させてもらった感じです。ありがとうです。
by りき (2009-10-26 17:13)