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辛い記憶 [日記]

 テレビで北海道南西沖地震の再現ドラマを放送していました。この地震は阪神大震災と並んで地震災害の番組にはよく取り上げられますが、そんな番組を見るたびに私はある家族のことを思い出します。

 レストランを経営する両親と4歳になる双子の姉妹。地震の翌朝、崖崩れに押しつぶされたレストランを前にして見た風景を私は多分一生忘れないでしょう。

 岩と土と材木の混合物となってしまった建物。引っ張り出した梁に付着していた血糊。次第に強くなる死臭。次々に掘り出される遺体。そして瓦礫の上に群がるカラス。

 余り思い出すと辛くなるので止めておきますが、一言アドバイスを・・・

 地震で亡くなる人の90%以上は地震発生後4分以内に亡くなられています。逆にいうと最初の4分を生き延びれば生存率は格段にアップするわけです。つまりは地震発生時に圧死する人が多いということで、これを防ぐには耐震性の高い建物に住み、家具の転倒防止策を取っておくことが重要です。要するに地震が起きてからなにをするかではなく、地震が起きる前にどうしていたかが大切なのです。


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