only by railway

 先週日曜は子供がインフルエンザに罹り、方々の当直医に電話するも「小学生は診ていません」と断られ続け、「何のための当直医か？」と疑問に思いながら普通に休日診療している病院を見つけて一日がかりで通院。なんと四時間待ちで一旦帰宅してから再び出向くという展開。パンデミックだ。

　そんなこんなで練習は出来ず、月曜日から4泊5日の予定で出張。

　南に行く人あれば北に行く人あり。私は北の方。ということで「各駅停車」の貨物輸送機の余剰スペースに詰め込まれて宮城、青森、北海道と進出。輸送機に横向きで座っていると離陸時の引き起こしから巡航高度に到達するまで身体が横に傾きっぱなしになる。腰痛持ちの人は結構辛いと思う。

　千歳で一泊して翌朝札幌から特急列車で稚内へ。

北海道の駅ではお馴染みの吊り下げ式乗車位置表示

足元に書いてあっても積雪で見えなくなるため、こうなっています。

行けども行けども同じような風景と色彩。

所要時間が6時間位。まあこの時点では天気も良かったし、順調。

　翌水曜日は一日現地で仕事。朝から雪が降り始めてなんか嫌な予感がするなと思ったら昼食に行く時に車がスタック。夕方も迎えのバスが来れなくて除雪車による進路啓開の後、急遽駆けつけてくれた出張先の職場の人にピックアップしてもらう。まさに試される大地の面目躍如。

で、木曜日の朝に駅に行ってみたら…

一日3本しかない特急が2本運休。

 

　普通だとこんな時は飛行機やらバスやらの代替輸送手段を利用するのでしょうが、職場から「キップ買っておいたから絶対にこれ使ってね」と、言われているので運転再開を待つしかない。

 

仕方ないので海鮮丼食べたり、

稚内の歴史的建造物「ドーム型防波堤」を散歩がてら見たり。

一応観光名所なのに一番いい角度の所に無粋な信号機と電線が‥‥

 

文庫本買ってきて読んだりしながら夕方まで待って最後の特急に乗り込み。なんとか日が変わらないうちに札幌着。

翌日また各駅停車の輸送機に乗って帰還。あー疲れた。