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第24回矢島カップ Mt.鳥海 バイシクルクラシック [自転車レース]

 行ってきました矢島カップ。もちろん惨敗してきたわけですが、一体何に負けて来たのか?と、言われると答えに詰まるものがあります。これがトップクラスの人達ならF田さんとT橋さんの勝負等、対象がはっきりしているのですが、私の場合は絵に描いたような「その他大勢」なわけでありまして、大体タイムが同等のライバルが居るというわけでもありません。という訳で負ける相手が居ないのです。ワハハ、私は無敵だ!

でも、取り敢えず去年の自分には勝って来ました。

老化はすれども成長はしないがモットーな40男としてはこれは大きな成果です。

 


1日目(個人TT)

 矢島カップは今年で連続3回目のエントリーになるのですが、1回目は体調不良で参加取り止め。昨年は二日目のヒルクライムのみの参加だったので、1stステージの個人TTは初めてになります。実はそもそもTTというヤツが初めてだったりします。
 当日は午前3時半に家を出て東北道・山形道を通って11時ちょっと前に現地到着。ここで移動の様子をダラダラと書こうと思えば幾らでも書けますが、意味が無いのでカット。今年も受付の人は美人でした。(ここ重要)

 さて、high rate climb!と銘打っている当ブログ。肝心のブログ主たる私が、実は平地の方が得意なのではないかと最近心配だったのですが、「余計な心配をせずとも良いぞ。両方ともダメじゃ」と自転車の神様に言われたかのような結果となりました。

 

発車台がその気にさせます

 CIMG0231.jpg

 コースはこんな感じ。
スクリーンショット(2010-08-01 23.50.29).png
 
 これを往復します。川沿いの道というと平坦なイメージがありますが、結構起伏が激しいコースです。そもそも矢島辺りは河川争奪が繰り返されて台地が侵食された結果出来た地形であり云々…つまりキツイってことです、ハイ。
 練習ができるのは13時までということで12時頃に試走。なんかTTバイクに乗ったやたらと速い人にぶち抜かれ、「おー、速ーい」などと感心していたら藤田選手だったりしてそりゃ当然だと納得。軽く走ってタイムを見たら14分19秒。これなら本番では13分台は出る。(全然たいしたことないけど)と、踏んで本番に望んだ結果…

14分24秒
 
ハァ?!何やってんでしょうかねこのヒトは?
 
世界広しと言えども試走より遅く走ったのは私だけでしょう。理由がよくわかりません。
 
つらつら考えるに、
・待機中にタイムアタックを終了してフラフラのMTBの選手に自転車ごと倒れこまれ、右フォークがギタギタになって動揺していた(機能的に問題ないので関係なし)
・試走時に比べ風が強まっていた(ちょっと関係有るかも)
・出走前、暇を持て余してそこら辺の坂を登っていた(脚の無駄遣い)
・そもそも貧脚
というところが理由でしょうか?
 
その後はチャンピオンクラスのスタート&ゴールを見学してから宿に帰りました。
チャンピオンクラスのスタートシーン(名簿上位9名)
ナレーターの女の子が「ゼッケン第1位」と言っているのは預言です。多分
同ゴールシーン(名簿上位4名)
 
 

2日目(ヒルクライム)

 宿泊は羽後本荘駅前のホテル。前日9時に就寝。朝3時に起床、というか目が覚めてしまいました。仕方ないので会場に移動。途中のコンビニで買った弁当とおにぎりを食べてカロリー補給。自転車を引っ張り出してみると前日も気になっていた後輪の空気抜けが顕著。TTならば短時間なのでそのまま空気を足していれば大丈夫でしたが、長丁場のヒルクライムでは不安があるのでタイヤのフィッティングをやり直すことにしました。

 しかし、チューブレスタイヤのフィッティングに使う石鹸液なんてものは持ってきておらず、仕方ないので日進館のトイレで石鹸を一生懸命泡立ててボトルに詰めて使いました。周りから見れば「このオッサン何しているんだろう?」という行動です。お騒がせしました。

 一度ビードを落として即製石鹸液を着けて空気を入れなおすと今度は大丈夫そう。その後、ギアの調整をしたり、ワークスタンドのフックが後輪のスポークに引っ掛かるのをプライヤーで修正したり、レースに来たのかメンテに来たのか良く判らなくなってきました。

 パワージェル2本を飲み、ボトルは普通の水が1本とウィダーエネルギーinを溶かし込んだ水が1本の2本態勢。これは我ながら正解。水分不足にならずに済みました。

 午前8時28分フル男子Dクラススタート。昨年は一番後ろに並んだためにスタート早々危うく千切れそうになりましたが、今年は前1/3程度のところから出走。

 最初の10分程はピナレロの人の後ろにくっついて走っていましたが、途中で後ろから来たアンカーの人が程良く速そうだったので快速ピナレロ号から急行アンカー号に乗換え。我ながらキタナイ。

 鳥海山の難と言えば給水所。規模が小さいので集団がバラけていないうちに差し掛かる第1給水ポイントは毎回コップを取りに行けません。自前のボトルで凌ぎます。

 下り区間でアンカーの人が足を止めていたので、これは牽いた方がいいなと思って前に出て、心拍が上がりすぎない程度にダッシュ。付いてきているかな?と、後ろを振り向くと誰も着いて来ない。どうやらブッ千切ってしまったようです。これは散々牽かせておいて、自分の得意なところでアタック掛けたということになってしまうのでしょうか?全く申し訳なかったと反省しています。

 その後は後ろから来たCクラスの集団に取り付いて結構快調に登っていたのですが、第2給水ポイントでコップを受け取ろうとしたら左後から来た選手と錯綜しそうに成ったのでここもパス。鳥海山は給水の取り方が下手な人が多いと思います。先ず止まって飲む人。これは論外ですね。ふたつめは受け取ったあとにテーブルに沿ってそのままゆっくり走りながら飲む人。次の人がいるんだから速やかに場所を空けましょう。そもそも給水所に向かって進入するときに隊列を整えようという意識が余り感じられないのが問題です。給水所のある側に寄って隊列を整え、水を貰ったらその場で飲むのではなく速度を維持しながら手渡し区間を抜けてから飲む。という事さえ守っていればあのような状況にはならないはずです。

 この給水トラブルで集団から千切れて仕舞い、その後はほとんど単独走になりました。第3給水ポイントではなんとか水を受け取ることが出来て、冷たい水を首筋にかけて最後のひと踏ん張り。昨年脚が痙った状態で登った最後の激坂も、今年は左の脹脛が少々張っているかな?程度でクリア。なんとか最後までモガキきってゴールしました。タイムは1時間29分56秒。昨年より2分7秒の短縮でした。まだまだですが、去年より楽に走れてタイムが短縮出来たのでよしとします。

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