天気晴朗なれども波高し

5日から石川県は加賀市まで行ってきました。親戚回りで自転車に乗る暇などないので自転車は持って行きはしませんでしたが、加賀は積雪地帯に良くある路肩の広い道路と、交通量の少なさが自転車で走るには最高だと思われます。自動車の運転がぞんざいなのがアレですが・・・（歩道を横切るときに徐行しなかったり・・・）

というわけで4日までがんばって１５０ｋｍ走行した効果を帳消しにするほど食っちゃ寝してしまいました。おまけに温泉で足を滑らせて右足首を負傷。関節運動には影響ないものの、打撲で内側踝が痛いです。

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 「 敵艦見ユトノ警報ニ接シ、聯合艦隊ハ直ニ出動、之ヲ撃滅セントス。本日天気晴朗ナレドモ波高シ」

NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」のロケが加賀市郊外の「日本元気劇場」に作られた戦艦「三笠」の実物大模型で行われる予定ということで、その「三笠」を見てきました。

駐車場に忽然と聳える黒鉄の城　背景の森はCGで消すのでしょうか？

艦首右舷フェアリーダー部　実に良く出来ています。　鋲鎖などは現行船の物を使っている様です。

前部12インチ主砲　砲身はペコペコの鉄板で作った単なるパイプですが、横須賀の本物に載っている物も戦後に作られたレプリカですので、甲乙付けがたいものが有ります。

甲板もちゃんと木製です

艦橋脇の４７ミリ砲　良く出来ていますが砲尾は一体成形で垂直式鎖栓は可動しません。

１５センチ副砲の砲尾　錆が浮いていますが、本物でこんな事やったら古参兵の鉄拳制裁が飛んで来ること請け合い

階段隔螺式尾栓が再現されており、実際に砲尾を閉鎖する事が出来ます。

砲身が塞がれていますが、凄く本物っぽい。

こんなものが有ったら演出家の方も装填シーンを撮らない訳には行きませんね。

８センチ速射砲の回廊　「海ゆかば」では佐藤浩市が此処の砲手役で、敵弾を受けて手首だけを残して吹き飛ぶという描写が有りました。

後部マスト　後部艦橋以降は再現されていません。ロケが済んだら後部砲塔、艦尾等も作る予定らしいのですが、それまで元気劇場自体の営業が保つか？

良い感じで再現された内火艇　実際に舞鶴で使われていた古い船を改装したそうです。

気合入ってます

今後どうなるのか判らない「三笠（複製）」ですが、出来のいい部分を横須賀の本物に移植してやりたいと思いました。

 

 

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