大人買い [日記]
アバラを折って以来、「High rate climb!」というより「High rate climb?(´Д`;)」てな感じになっています。
立ったり座ったりするのは上体が起きたままなので大丈夫なのですが、問題は寝たり起きたりする時でして、肋に負荷が掛かって痛い。寝返りなんか至難の業、深呼吸をすると疼痛を覚えます。
「くしゃみをしたらそこで終わりですよ」
そんな中、今日は夏休みに行く予定のキャンプのために色々と物品を購入。
これでも一応ボーイスカウト出身者でして、アウトドアはお手の物とは行かないまでも、不得手ではないのですが、なにせ知識が前世紀の遺物だし、手元に用具はないので一気に揃えるとなるとお金が凄くかかります。覚悟してアウトドア専門店に行ったのですが、有り難いことに最近は大きなドームテントが2~3万円で手に入るのですね。昔は12万とかしていた様な・・・。 昭和の時代の12万は今の12万とはワケが違う。貨幣価値からして今の20万円位には相当すると思われるので、なんと1/10に値段が下がっているということになります。凄い。
という訳でドームテントにマットやシュラフの付いたセットと、それに連結できるドーム型タープ、グリル台、ランタン等をごっそり買ってきました。昔、ボーイスカウト用備品のカタログを眺めながらヨダレを垂らしていたモノばかりです。まさに大人買い。
屋外用のガスランタン
マントルの明るさってちょっと憧れだったのです。
ホントはガソリンの方が好きなのですが、ランニングコストを気にするほど頻繁に使用しないのでこちらにしました。
ボーイスカウト所属当時はオーバーテクノロジーだった屋内用のLEDランタン
四つに分離してそれぞれ持ち歩けるという優れもの。
当時はお金を貯めて携帯蛍光灯を導入したら明るくて羨ましいと言われたものでした。
不覚 [自転車]
朝落車して肋骨を折った。いつも気を付けているキャットアイなのにハミ出し気味に走行してきた対向車に気を取られて不覚を取った。
特に処置が出来る部位でもなく、保存療法で全治1ヶ月。
という訳で今年の残りのレースはジョイライドにすることに決定。練習は出来る限り続けるけど、乗鞍でチャンピオンクラスの基準タイムクリアだ!とかそう言うのは無し。
しかし、楽しみにしていた矢島カップに出られるかどうか微妙になってしまったのはちょっと悔しい。
夕日の差す土砂降り
生きていればこんなこともたまには有る
風は無慈悲な路上の女王 [自転車]
梅雨明けしてないのに夏本番の気分
自転車乗りには坂バカという一派がいますが、同様に負荷が増加するのに向かい風バカという派閥は有りません。なぜでしょう?今日、向かい風の中を走りながら、それは不公平感が付きまとうからではないか?と考えました。
続編も出てるよ [自転車]
クルマで自転車屋さんに行き、変速がおかしいロードバイクの点検整備とデュラホイールの組み換えをお願い。出来れば乗鞍までに治ってほしい>>デュラホイール
で、その後はこの間ブッ壊れた食器洗浄機の後釜を注文しに知り合いの建築業者の店に行き、帰りがけにショッピングセンターの本屋でこんなモノを…
何?この物凄く今更な感じ…
実は老後の楽しみにとっておこうと思ったのですが、余りにも話題に上るので「このままではネタバラシされてしまう」と思い、購入してみました。
あまりに面白いので即日読了。
タイトル通り、犠牲がテーマなのですが、そこはミステリーなので誰がどの様に犠牲になるのかは読んでからのお楽しみ。
ずば抜けたスーパーマンではないけれど、全方位的に平均して能力のある主人公が語り部として実に適切なキャラクター設定で、とても読みやすい。いや、時々ミステリーであるじゃないですか?主人公が頭良過ぎで全部お見通し。「そりゃあアンタ作者の脳味噌そのまま使ってるから推理がズバズバ当たって当たり前だよなぁ・・・」ていう主人公。そんなことがないのですんなり頭に入る。読者と同じペースで思考する主人公は読んでいて気持ちいいです。
一点だけ、途中までは主人公視点だったのに、元カノ登場でいきなり神様目線に移行するあたりがちょっと気になりました。
作者はロードバイクに乗ったこともないし、現地取材もしていなかったらしいですが、それでもこれだけの話が書けてしまう。小説家の頭の中は恐ろしい。
重い話だったので次は「セカンドウィンド」辺りを読んでみようかと思います。